少し前になりますが、開業後に適格請求書発行事業者の登録をしました。
だいぶ旬は過ぎたトピックではありますが、今回はそのときの手続きの流れを、e-taxの画面を使いながらおさらいしたいと思います。
なお、紙ベースでの登録方法は、国税庁のHP”D1-64 適格請求書発行事業者の登録申請手続(国内事業者用)”にまとめられており、e-taxでの登録も入力内容は同様です。
上記リンク先に「ケース別登録申請書(フローチャート)」があるのですが、今回私が説明する内容は、その中の個人事業者・法人用と基本的に重複する内容になります。
作成手続きの選択
下の方の「インボイス制度の申請・届出を行う」から、適格請求書発行事業者の登録申請(国内事業者用)を選択します。
提出先税務署を選択します。私の場合は、埼玉県の西川口税務署になります。
帳票入力という画面に遷移するので、「作成」をクリックします。
手続きの作成へ移ります。
手続きの作成
申請者情報の入力をしていきます。
- 氏名(&フリガナ)
- 納税地(&フリガナ)
- 電話番号
以降は、2択の質問が続きます。該当する方を選択して「次へ」進みます。
課税期間の初日には「開業日」入力。
自由記入欄ですが、特に記載はしませんでした。
これで、入力は終わりです。
入力内容の確認
送信前に入力内容の確認をします。
「帳票表示」を押下します。
内容に間違いが無いか確認します。
この時点ではまだ申請前なので当然登録番号も空欄の状態です。
受付システムへの送信
間違いが無いようなので、送信しましょう。
これで送信は完了です。
あとは登録結果を待つだけです。私の実績ベースですが、だいたい3~4週間かかります。
送信結果・お知らせ
4/24に提出して、格納が5/22でした。GWもありましたので、おそらく通常3週間くらいでは登録番号を確認できるようになるのではないでしょうか。
確認方法は、e-taxの「通知書等」から「送信結果・お知らせ」へいき、通知書等選択のプルダウンから「適格請求書発行事業者通知書」を選択し、「切替」をクリックします。

「適格請求書発行事業者通知書」の列をクリックします。

「適格請求書発行事業者通知書の状況」が開きますので、つづけて
「適格請求書発行事業者通知書一覧へ」をクリックします。

表示欄の「確認」をクリックします。

「適格請求書発行事業者の登録通知書」を閲覧することができ、ここで自分の登録番号を確認することができます。

これでe-Taxで登録できたことが確認できました。
最後に、この情報が公開されているのか、確認したいと思います。
国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイト
登録番号は、国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトで確認できます。
このサイトでは、適格請求書発行事業者の登録を受けている事業者の情報を公表しています。 www.invoice-kohyo.nta.go.jp
以下の国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトでT以降13桁を入力します。
私の場合は「7810363151746」 を入力し検索すると、情報を閲覧できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
これで、適格請求書発行事業者の登録が完了し、登録番号が国税庁のサイトで公表されました。
これから開業する人や、インボイス登録が必要になる人がこのブログを見て、自分でもできそうだから自分で登録申請してみよう!、と思っていただけたのなら光栄です。
なお、適格請求書発行事業者は、課税事業者となりますので、消費税申告をお忘れなく。
登録後は、取引先への請求書にインボイス番号を記載するようにしましょう!


















